‘10 1/24 コピ・ルアクを徹底的に味わう会

2010年1月25日


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昨日1月24日に「コピ・ルアクを徹底的に味わう会」を友人の
自家焙煎コーヒー屋さんの「満満堂」にて行いました。

その様子を紹介させていただきます。

当日は定員一杯の10名さまにお集りいただきました。
いつものように、いろいろな濃い面々(失礼!笑)で濃密な時間を過ごせました。

店主の岩瀬満氏には大変お世話になり、感謝です。
ここまでやるか!というぐらいに詳細にコーヒーについて語りまた
実演をしていただきました。

18:30からお店を貸し切りにしていただき、始まった会ですが、
終わったのは21:00を回っていました。
その間、退屈することなくずっと楽しませていただきました。

会の内容があまりに濃かったので、全てを記事にすることは出来ませんが、
もの凄く端折って書くと

。。。。。。。。。。。。。。。。。

1)「コピ・ルアク」とは何ぞやという説明(実物の豆、証書、お話など)

(コピ・ルアクとはジャコウネコが食べたコーヒーの実の種の部分が排泄された
 ものを集めたもの)

2)ジャコウネコが食べたことによってどのような味の変化が起こるかを比較して
 みるために、ジャコウネコが食べたであろう同じコーヒーの品種の豆の説明と
 味見(その場で焙煎、味見まで)

3)コピ・ルアクをいただく(焙煎、味見)
 (2)の豆とコピ・ルアクとを比較、違いを楽しむ。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。

という流れです。

焙煎もその場でやって下さいましたが
「当日」コーヒーを淹れる用のものは「前日」焙煎したもので、焙煎そのものを
見せるためのものは「当日」焙煎して「翌日以降」にご自宅で味見用(おみやげ用)
という二段階の焙煎をしていただいたのでした。

岩瀬氏がなぜそんな手間をかけたかと言いますと、コーヒーは焙煎したて
のものはおいしいのですが、味も香りも出ていないからです。
なので、前日からもう少し以前に焙煎しておく必要があるのです。

当日味見していただく用と、家で楽しんでいただく用と、両方ベストな
状態で味わっていただくための気遣いをしていだきました。

。。。。。。。。。。。。。。。。。

さて、これから以下は当日の様子です。長いです(笑)



夕方の「谷中銀座商店街」です。
かなりの人出です。
こちら側は「千駄木駅」側の入り口です。



ちなみにこちらは「日暮里駅」側の入り口です。
「夕焼けだんだん」という階段側です。
夕焼けがキレイに見えることが多いのでこのような名前なんでしょうかね。



「満満堂」さんです。

谷中銀座商店街そのものが下町情緒たっぷりですが、満満堂さんも
下町チックなお店です。
ちなみに、店主の岩瀬氏は浅草生まれの浅草育ち。



店主の岩瀬満(いわせみつる)氏。
今まで扱ったコピ・ルアクの証書を持ってどうだ!とポーズを取っている
ところ(笑)

ちなみに、普段は写真もケイタイ電話も禁止のお店ですのでご注意を!

個人の、喫茶関係のお店でこれだけコピ・ルアクを扱っているところは
まずないとのことです。



コピ・ルアクの証書と、袋と、生豆(緑っぽいもの)と焙煎済の豆(茶色い豆)
です。



このようにロットNOが袋と証書で一致していなければなりません。
コピ・ルアクは偽物がもの凄く多いのです。
特に産地では逆に本物は飲めない可能性が高いらしいです。
産地では外国人たちが高額な偽物を飲まされているわけです。



コピ・ルアクは超希少なので、生豆で1キロ単位の袋です。
隣にあるものは、通常のコーヒーの生豆1袋(「いったい」と読む)70kgの
半分の量の袋35kgぐらいのもの。

 

コーヒーの実の構造や、コピ・ルアクがどのように出来るかを資料や図解と
共にレクチャーしていただきました。
コーヒーの品種の違いと特性なども細かく教えていただきました。



まずは、コピ・ルアクの元になったであろうと推察される同じ産地の
マンデリンを焙煎。
焙煎の時の香りや様子を見せていただきます。

上写真は、汚れ、薄皮を取るために水洗いしてタオルドライしているところ
です。この際、コンディションの悪い豆は弾いておきます。



焙煎機登場!
編目になっているドラム状の部分に生豆を入れます。
この小型焙煎機にはいろいろな工夫があるそうです。



焙煎している時の煙を客席に送ってくれています。
もちろん、普段の営業中にこんなことはしませんよ(笑)

焼き始めと、中間、焼き終わりで香りがどんどん変化して来ます。



焙煎が終わったコーヒー豆をファンで空冷しているところです。
特性空冷機で素早く冷やします。
急速に冷やすのは、焙煎が余熱で進行していかないようにするため
が一番大きな目的なようです。



今回はこの煙もごちそうなわけです。
普段は焙煎中はお客さんを入れません。

煎り上がった豆を、そのままガリガリと試食させていただきました。
香ばしくておいしい。



上写真で焙煎していただいた豆はおみやげ用で、同じ豆を前日焙煎した
ものを淹れていただきました。
これはメインのコピ・ルアクではないので、小さいカップで味見です。

マンデリンなので、しっかりコクのあるおいしいものでした。



カップに残った香りも味わいます。



さて、とうとうメインの「コピ・ルアク」を淹れます!
これは上で何度か書いているように、前日に焙煎したものです。

マンデリンとは違う、甘酸っぱいような発酵したような香りがお店中に
立ちこめます。



コピ・ルアクがはいりました。

飲む前に岩瀬氏から説明がありましたが、飲んでいくにつれて温度が
下がってきますが、その温度の下がり具合によって香りや味が変わるので
その移り変わりも是非楽しんで欲しい、とのこと。

確かに温度の移り変わりによって味わいが変わって来ます。
味がボケるのではなく、ワインなどのように変化していく感じです。

香りの強度は全然変らずに変化して行きます。



コピ・ルアクの生豆、焙煎済の豆、そして挽いた豆それぞれの香りも楽しみます。

写真左の銀色の器に入っていたのは、豆を挽いたものです。
右はコピ・ルアクを淹れた後のガラスのサーバーの香りを楽しんでいるところです。
モデルはソメオリヨシダさん。
参加者みんなでこんな感じだったので、何か危ない会のようです(笑)

とにかく生豆から焙煎、その時の香り、触感、淹れる時の香り、淹れたコーヒーの味
そして香りや味の変化、カップに残った香り、その他その他、徹底的に味わい
尽くしたのでした。

その他沢山のコピ・ルアクを使ったことをやっていただいたのですが、全てを
書ききれません。

淹れたコピ・ルアクを楽しみ終わる頃に、おみやげ用のコピ・ルアクを焙煎。
その香りももちろん、楽しみました。

コピ・ルアクの香りと味の特徴はヘンな言い回しですが

「しぶとい香りと味」といった感じです。

香りが普通のコーヒー(香りも味も強いものと比べても)と違い、いつまでも
弱まらずに残るのです。
普通のコーヒーとは違う、いつまでも残る独特の香りがあります。
甘いというか甘酸っぱいというか・・・
コーヒーの酸味とは違うような酸味と香りです。

うーん、こればかりは実際に飲んでいただかなければ分かりませんよね(笑)

コピ・ルアクは、ワインや古いスコッチと比べるとその希少性と個性の割に
廉価ですから是非お試し下さい。(他所では高いですが)
’09年もののコピ・ルアクは、満満堂さんなら一杯 ¥1,800 ですからかなり
お得です。

’10年ものは春ぐらいに入荷するかも、だそうです。
’09年ものは今回の会で売り切れたそうです。

店主岩瀬氏は当日ノリノリで、少しだけ余ったコピ・ルアクをジャンケンで
勝った人にプレゼント!なんてしてくれました(笑)



ノリノリついでに ’10年度出荷予定の「コピ・ムサン(ルアク)」のサンプルも
見せていただけました。

いろいろな裏話も伺えたのですが、コピ・ルアクが魅力的だからといっても、
いくらでも欲しい、なんて態度を見透かされると基本的にコーヒーの産地
は最貧国が多く、詐欺がもの凄く多いので、ニセモノを掴まされてしまうそうです。

そのへんの駆け引きもうまくやらないとおいしいコーヒーを安定して手に入れ
られないとのこと。

うーん、どの世界も大変です。

次は同じコーヒーでも、例えば焙煎の違いによって同じ豆でもこれぐらい違いが
出る、など、マニアックな企画も面白いかと思います。

その他、面白いイベントを考えますので、ご参加お待ちしております!

今回ご参加下さった方々、ありがとうごさいました。

岩瀬氏、おつかれさまでした。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



フォリア  仁平幸春





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