伝統だから学べという態度ではダメですよね

2017年6月28日



日本の伝統系文化は、最早日本人の、とか日本人ならではの、という切り口で紹介してもダメだと個人的には思っています。

現実的に、現代日本人はいわゆる伝統的な和服、日本食、日本建築。。。衣食住を純日本風では生活していません。それも長いこと、そうなんです。もう三世代ぐらい、そういう生活では無いんですよね。名残りがある程度でしょう。そういう現実を認めましょう。と思うわけです。

だから、現代日本人にとって、伝統的日本文化は、新しく出会うものであり、新しい魅力的な文化で、そういう広く深い文化を楽しく探求しようぜ!という感じのものが良いと思うのです。

私は日本の伝統なんてもう終わったもの、もういらないもの、という風には全く思っておりません。魅力的なものとして「再発見する」ということですね。それだけの「魔力」があるのが伝統文化です。

が、問題は、そういう切り口用の商品が無い。なんだかんだ、伝統だから云々、これはこういう技術が云々を取ってしまったら魅力がないものが殆どではないでしょうか。

日本の伝統文化を現代につなげるためには「〇〇だからスゴイ」「△△だから貴重」などというユーザの感覚的な刺激とは関係ない「伝統だからスゴイんだぞ、オマエら学べ」的なものに頼らない「その製品そのものが魅力を持っているもの」「その製品を使うと現代生活がより楽しく美しくなるもの」をつくらなければなりません。

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