2015年 5Day Art Challenge(四日目)

2015年2月23日

【2015年 5Day Art Challenge(四日目)】は、ロゴデザインの仕事を紹介させていただきました。

私はグラフィックデザイナーではありませんが、一般的なデザインとは少し違うものを望まれる方からご依頼がある事があります。そのなかの三つを紹介させていただきます。

ロゴの仕事では「一度見ればその会社と人のことを覚えられるシンプルさと強さと美しさ」そして「その会社のイメージを凝縮させる」ことを重視して仕上げます。



こちらは、日本の文化芸術をアメリカニューヨークで紹介する活動をされている「Setsuko Bouteille」さんが主催する「Magnoria NY」のロゴです。

私も、せつこさんのお陰で、NYで個展をすることが出来ました。

*NYの展示会の様子1

*NYの展示会の様子2


せつこさんには、その他個展をいくつか企画していただき、いつもお世話になっております。私の他にも、いろいろな分野の人たちが紹介もされておりますので、是非「Magnoria NY」のサイトをご覧下さい。

こちらのロゴでは、せつこさんからマグノリアの原初的な美しさや力を表して欲しいことなどのご要望をいただき、それを、今までのせつこさんの仕事と、せつこさんご自身のイメージ、NYで活躍する女性のエレガントなイメージと合わせ、そして、どこか日本的な感覚が香るようなものにしました。





こちらは 石崎 功 氏の、日本の総合文化プロデュース、きものビジネスコンサルティング・呉服業界人材育成を業務とする「KDC Planning」のロゴです。

石崎氏とは、石崎氏がコンサルタントとして独立した当初からのお知り合いで、コンサル事業に対する自らの考えを集約したロゴをデザインして欲しいということで制作いたしました。サイトの作りの方向性なども多少関わりました。

石崎氏が和装関係の業界で大切だとする考えは「川上から川下までのスムーズな流れ、それぞれが力を発揮出来る構造づくりとそのメンテナンス」ということです。それをロゴとして形に出来ないかということで、いろいろ考えました。

そこで閃いたのが、このロゴで、一番上の紡錘形を横にした細い形が、上流、そしてそれが太くなったのが中流、そして最後の「繭の形」が下流であり、海である、というイメージです。一番最後の繭の形は「業界に関わる製造、卸、販売の流れがスムーズに行って、エンドユーザーに形と実のあるものを提供するということと、和装業界人にとって最も身近な絹の元の繭とを合わせた」わけです。




こちらは、私の工房「Foglia」のロゴです。

「フォリア」とは、イタリア語で「葉っぱ」とか「花びら」の意味だそうです。

最近は「Foglia フォリア」とだけ名乗り、染色に関することは「dye works Foglia」とすることが多いです。

なぜ、多く日本の染色のものを制作する工房なのにこんな名前をつけたかというと、一般の方がイメージする「手作り作家さん」「伝統工芸の職人さん」というものと、私の作品や考え方が一致しないことに困ったからです。

「それなら、いわゆる伝統工芸などをイメージ出来ない、何だか分からないものにしてしまった方が良い」と考えたのです。ただ作品や私の姿勢を見てもらうにはその方が良い、と。

いわゆる伝統工芸のイメージ→仁平は違う→で、どういうこと?→これこれこういうことでして→結局良く分んないからいいや

となっていたものを

(分野や予備知識関係なく)何コレ面白いね→はい、ありがとうございます。

で済むようになった感じです。

そのような事情から、私が手紙などの最後にちょっと葉っぱのイラストなどを描いていたものを整理してロゴに仕上げました。

この戦略はうまく行き、今に至っています。


次は、着物と帯の仕事を紹介させていただきます。






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