「明治の工芸 知られざる超絶技巧」を観に行った

2014年6月3日



(写真はスタッフともよんブログから借用)

先日、午後は仕事場が断水ということで、ありがたくも招待券を三枚いただいていた「明治の工芸 知られざる超絶技巧」 の展示会を工房スタッフたちと観に行って来ました。

いやあ、とてつもない、超人的な技術です。人間ワザじゃありません。

明治の工芸の特に輸出用のものは西洋諸国の流れに乗ろうと日本の手工芸の技術力の粋を西洋にドヤぁ〜!!する過剰さが見所で、創作的にはそれほどでもないものが多いのですが(技術は本当にスゴいけども)しかし、なかには「江戸の美意識と明治という新しい時代の感覚、江戸後期から引き継いだ技術的爛熟期の三者の融合」のものがあって、それは本当にスゴい、創作的にも技術的にもとんでもなくスゴいものでした。あのレベルのものは、日本の美術工芸史にしっかり残る素晴らしいものですね。

展示会では「第一室」に展示されているものが素晴らしいです。

三井記念美術館は、新装開店したんですね。内装も良く、雰囲気があって、モノが見やすいです。

展示会の配置も、一番スゴいものを一番最初に持って来ていたのは、良かったです。人間、鑑賞するにもそれほど集中力が持続するわけではないので。

特に、七宝焼、薩摩焼、漆芸がスゴいです。

もちろんその他の分野もスゴいですが、仕事柄もあり、特に惹かれたのはそれらでした。

明治時代には日本の工芸全体が技術的爛熟期でもあったでしょうが、当時にはいろいろな分野に天才が出現していたようです。その工芸の天才の出現と時代の要請によっていろいろなものがこれほどのレベルで形になったんでしょうね。時代の変わり目には天才が表れやすいのでしょうか。

オススメの展示会です。

人間技とは思えないです。

2014年7月13日(日)までやっていますので、ご都合つく方は是非。

工芸家にもパトロンがいた時代でないとこれは出来ませんね。

何にしてもつい100年前ぐらいの日本の工芸のレベルすげええ〜〜!!!と何か、勇気づけられました。


。。。それにしても、なんで工芸の他分野は神憑ってスゴいものが産まれていたこの時代に染色のスゴいものが無いのだろう?とも思いました。






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