− 日々の出来事 −

2015年の仕事場の前の神田川の桜

2015年4月8日




毎年春の恒例の、仕事場の前に流れる神田川の桜の写真です。
今年も撮りました。
まとめてUPしました。

上の写真は「3月23日の朝」です。



「3月24日の朝」



「3月25日の夜」



「3月29日の朝」



「3月30日の夜1」



「3月30日の夜2」



「3月31日の朝1」



「3月31日の朝2」



「4月1日の朝」



「4月1日の夜」



「4月2日の朝1」



「4月2日の朝2」



「4月2日の夜、神田川の近くの氷川神社の桜」



「4月3日の夜」



「4月4日の朝」



「4月6日の朝」

桜の花びらとツツジのつぼみ。
もう次の季節に移っています。




「4月4日の朝1」

まだ二割ぐらい花が残ってます。
雨で神田川の水量が増えています。




「4月4日の朝」

雨の日の桜のはなびらと、つつじ。




今年はこんな感じでした。

それではまた来年!( ´∀`)bグッ!



2015年2月1日の寿司会

2015年2月2日




2015年の2月1日に、いつもお世話になっている方々と寿司会をいたしました。

今回は、参加された皆さまから会費をお預かりしての会だったので沢山ネタを使うことが出来ました。

そう、ワタクシ、最近握り寿司に凝っておりまして、密かに握りの練習をしているのです(笑)

今回は仕事場での調理と提供なので、器や設備に限界がありましたが、その範囲でガンバリました。



こちらで用意したお酒は「とりあえずビール用」のエビスビール、そして「雁木 純米無濾過生原酒」「飛良泉 山廃純米粕取焼酎」「飛良泉 吟醸粕取焼酎」です。

冬は日本酒の新酒の時期なので。
それと、本当の粕取り焼酎は大変においしいので。。。



まず始めは、冬ですから温かいものを。。。

こちらは「百合根まんじゅう」です。

百合根を掃除してから茹でて、裏ごしし、塩と少し甘味をつけるために砂糖を入れ、クルミを潜ませてまとめ、かつを出汁の効いた銀餡をかけたものです。



次も温かいもの。

鯛の頭とアラを酒塩で熟成させ、それから酒の効いた昆布出汁で煮て、身をほぐした汁ものです。塩と酒のみの味付けです。芹の香りで。



刺身のツマミに入ります。

鯛の背身の部分を昆布〆にしたものに、本わさびとネギを巻き、煮切りを少し塗ったもの。



白ミル貝の刺身。僅かに湯通しし、甘味を出してあります。
スダチとミネラル分が強いイタリアの塩で。



〆た鯵と、ネギと白ごまを和えて、少しスダチ、煮切りで。
ガリも添えました。



握りに入ります。

鯛の背身の昆布〆。
スダチと塩で。



鯛の腹身の昆布〆。
ネギと煮切りで。



タコの桜煮。
ツメで。



ホタテの昆布〆。
スダチと塩で。



〆鯵。
ショウガと煮切りで。



ヤリイカの細切り。
スダチと塩で。
コリコリした食感のヤリイカを細切りにして握るとサラッとした食感で面白いのです。



ヤリイカのエンペラ部分の細切りの軍艦巻。
煮切りで。

お客様のリクエストでつくったもの。
エンペラの部分はコリコリしムチムチていて、細切りにして寿司にすると、まるで「のれそれ(穴子の稚魚)」の刺身のような食感になります。



茹でエビ。
煮切りで。

車エビは買えなかったので、ブラックタイガーを塩茹でしてから、薄めの甘酢にしばらく漬けたもの。薄めの甘酢にしばらく漬ける処理をすると、ブラックタイガーでも質の良くない車エビよりもおいしくなります。この処置は大正エビにすると特に美味しいです。



ホッキ貝の握り。
煮切りで。
軽く湯通しし、軽い甘酢にくぐらせて少しなじませたもの。



ブリの腹身に薄塩を当てておいたものの握り。
煮切りで。



メバチマグロの赤味のヅケ。



本マグロの中トロ。
煮切りで。



酒の風味を効かせ、焼き色をつけて焼いて香ばしくした甘い玉子焼き。



一通りのものを握ってお出ししてから、さらにお好みで握りました。

それからもっと呑むために、寿司で使わなかった魚の切れ端などを少し加工しておつまみに。



食後の甘味に、和栗に東京のハチミツで甘味をつけた栗きんとん。

とりあえず、こちらで用意させていただいた料理はこれまで。。。。

で、その他、おみやげでいただいたチョコレート、ポートワイン、実際にロマネコンティを使ったというワイン風味のこんぺいとう。それは瓶のデザインまでロマネコンティのマネをしてありました(笑)

などなど沢山楽しませていただきました。

お客様のお話も勉強になることが沢山で大変楽しく過ごさせていただきました。

また、何かの機会にお誘い下さい。


ありがとうございました。m(_ _)m




フォリア 仁平幸春 構成員一同






平成26年の年越し

2015年1月5日




2014年の年越しも、スタッフの甲斐を交えてウチの家族と私の住まいで料理会をしました。

今回はイタリア料理です。

ちなみに、以前の年越しメニューは以下です。

*平成23年の年越し(寿司)

*平成24年の年越し(鍋もの)

*平成25年の年越し(天ぷら)

写真は、全て、スタッフの甲斐が撮影。

まずは、上の写真の「生ハムと洋梨」で軽い前菜。

こちらは、24ヶ月熟成のパルマのプロシュットのスネの前ぐらいの部位の塊からその場で切ったものです。
このへんの部位は霜降り状になっている部分が多く、おいしいです。切り立ては本当においしいですね。

その次には、魚料理にしました。

通常のイタリア料理のコースでは、ここでパスタやリゾット、あるいはスープが来ますが、今回は年越しソバを食べるのを想定して、お腹一杯になり過ぎないように、炭水化物は控える方向に考え、省略しました。



こちらは「鯛とホタテのグリル沢山の香草添え」です。

ホタテの貝柱と、鯛の切り身に塩をし、植物油とニンニクのみじん切りをまぶしてから、グリル板でグリルします。刺身用のものを使っているので、内部は僅かに生に仕上げます。
それから皿に盛りつけ、イタリアンパセリ、ミント、ワケギ(チャイブや万能ネギでも良い)僅かなディルを刻み「香草ミックス」を作って上から多めにかけます。粗挽きコショウを振り、上質なエキストラバージンオリーブオイルをかけ、レモンを添えます。

この調理法は、鶏肉でもおいしくいただけます。



ワインは「Calera Viognier2010」で。

今回はカリフォルニアワインで行きました。

「Calera Viognier」は表に出る甘さがありながら、飲み口はとても軽やかでスッキリ味で美味しかったです。



次は肉料理。

「豚肩ロースのバルサミコビネガーソース、ローズマリー風味」




ワインは「Calera Selleck2011」

2011年のを今開けるのは、早いかなあと思いましたが、カレラワインは早呑みしないと味が抜ける傾向があると思っている私はそれも良しと抜きました。充分美味しかったです。あと三年ぐらい寝かせてもいいかなあという感じ。

ワインの味が軽やかで重層感があるものだったので、牛肉ではなく、ラムをローストするか。。とも考えましたが、最終的にワインの味に合わせて、豚肉を選択しました。

この料理は、豚肩ロースを薄切りにして塩をし、粉をまぶし、軽くソテーしてから、肉は引き上げ、オリーブオイルを足し、ニンニクのみじん切り、少なめのアンチョビ、生のローズマリーの葉をちぎったものを入れて香りを出してから、大量のバルサミコを注ぎ、バルサミコの甘味と旨味が出てくるまで煮詰めます。

それから、スーゴ・ディ・カルネ(牛の濃い出汁)を注ぎ、ソテーした肉をフライパンに戻し、ソースとなじませてから、バターでソースをつなぎ、盛りつけます。

ちょっとヒネた味わいで甘酸っぱい味です。

この料理法は、仔牛や、ラムロースなどでおいしく出来ます。



メインが終わったら、ワインをダラダラ呑むためにチーズなど。。。

ゴルゴンゾーラのドルチェと、24ヶ月熟成のパルミジャーノで。。。。



ドルチェです。

「洋梨のソテーのアイスクリーム添え、キャラメル風味」

パティシエが作るような、繊細で複雑なものではなく、ストレートでシンプルで、なおかつコース構成に合ったデザートにします。

良く熟れた洋梨を切り、バターでゆっくり焼きます。焼き色は着けても着けなくてもお好みで。割としっかり中まで火を入れます。それを皿に盛り着け、バニラか、牛乳の風味の強いジェラートを乗せ、作っておいたアングレーズソースと、キャラメルソースを添えます。

今回は甘口のワインは合わせず、濃いコーヒーを後からいただきました。

その後、スタッフ甲斐がおみやげで持って来てくれていたジャンポールエヴァンのチョコレートと、バーボン「ブラントン」をチビチビ。。。。

それからテレビでボクシングの世界戦などを観てダラダラした後(笑)



鴨のモモ肉を叩いたものが入ったつゆで、年越しソバで〆。


という感じで、今回の年越しも終わりました。。。。


来年は何にしようかなあ?




甦った飛鳥・奈良染織の美-初公開の法隆寺裂-展

2014年8月27日





仏師の黒住和隆さんに、お誘いをうけ、東京国立博物館に「蘇った飛鳥・奈良の染織の美」を工房構成員たちと観に行きました。

ワタクシ、染色業界ながらこの展示会を知りませんでした。いけまへん。。これは、観て本当に良かったです。この時代は染色織分野に関わらず、いろいろなものに霊性を感じますが、なんと力強くて優美なこと!愛らしく、高貴、なおかつ強い。ある意味国籍不明の問答無用の強さがあります。

素材そのものも、もの凄いものでもう、糸から違うんですよね。手間のかけかたも尋常ではない、色が現代の草木染や、それを再現したとか主張する人のものとも全然違う(経年変化云々の話ではなく)。。。まあ、ようするにこういうものは商業では出来ないわけなのですが、それにしてもスゴいものでした。この展示会はオススメです。9/15日までですが、特に染色織関係者で制作に関わる人はこれを観るべきだと思いました。

こういうものは、観てスゴいと思うも同じ方式で同じものをつくって追いつくなんて絶対に出来ませんから、違うアプローチでこの波長に持って行きたいものです。

それとは別に、仏師である黒住さんにいろいろ解説を受けながら観る仏像が実に面白く、なおかつためになりました。やっぱり現場のスペシャリストの解説は本に載っている知識的なものなどと違い、実際に彫る人つくる人視点なので、リアリティが違うんですね。今まで「感じてはいたけどもあいまいだったものに、ピントを合わせてもらった感じ」がなんとも壮快です。とても勉強になりました。

法隆寺献納宝物の、飛鳥時代から奈良時代の伎楽面も出ていたのですが、これも黒住さんに解説をしていただきながらだと「なるほどお。。」といろいろ感心。やっぱり、この時代のものの力強さは、何か霊的です。美への献身を強く感じます。この霊性を宿したものを自分も作りたいですね。しかし、それを実現しても、現代では残念ながらウケないかなとも思います。

作家性とかそういう瑣末なものとは違う、霊的な連帯があるもの、それが伝統として続いて行くと私は思うのですが、それが明治ぐらいからは分断されてしまったかなあ、といつも感じます。

今回は黒住さんからいろいろ勉強させていただきました。
ありがとうございました。m(_ _)m





「明治の工芸 知られざる超絶技巧」を観に行った

2014年6月3日



(写真はスタッフともよんブログから借用)

先日、午後は仕事場が断水ということで、ありがたくも招待券を三枚いただいていた「明治の工芸 知られざる超絶技巧」 の展示会を工房スタッフたちと観に行って来ました。

いやあ、とてつもない、超人的な技術です。人間ワザじゃありません。

明治の工芸の特に輸出用のものは西洋諸国の流れに乗ろうと日本の手工芸の技術力の粋を西洋にドヤぁ〜!!する過剰さが見所で、創作的にはそれほどでもないものが多いのですが(技術は本当にスゴいけども)しかし、なかには「江戸の美意識と明治という新しい時代の感覚、江戸後期から引き継いだ技術的爛熟期の三者の融合」のものがあって、それは本当にスゴい、創作的にも技術的にもとんでもなくスゴいものでした。あのレベルのものは、日本の美術工芸史にしっかり残る素晴らしいものですね。

展示会では「第一室」に展示されているものが素晴らしいです。

三井記念美術館は、新装開店したんですね。内装も良く、雰囲気があって、モノが見やすいです。

展示会の配置も、一番スゴいものを一番最初に持って来ていたのは、良かったです。人間、鑑賞するにもそれほど集中力が持続するわけではないので。

特に、七宝焼、薩摩焼、漆芸がスゴいです。

もちろんその他の分野もスゴいですが、仕事柄もあり、特に惹かれたのはそれらでした。

明治時代には日本の工芸全体が技術的爛熟期でもあったでしょうが、当時にはいろいろな分野に天才が出現していたようです。その工芸の天才の出現と時代の要請によっていろいろなものがこれほどのレベルで形になったんでしょうね。時代の変わり目には天才が表れやすいのでしょうか。

オススメの展示会です。

人間技とは思えないです。

2014年7月13日(日)までやっていますので、ご都合つく方は是非。

工芸家にもパトロンがいた時代でないとこれは出来ませんね。

何にしてもつい100年前ぐらいの日本の工芸のレベルすげええ〜〜!!!と何か、勇気づけられました。


。。。それにしても、なんで工芸の他分野は神憑ってスゴいものが産まれていたこの時代に染色のスゴいものが無いのだろう?とも思いました。