2017年8月の展示会のお知らせ

2017年8月1日

展示会のお知らせです!

2017年8月には、仁平幸春展が二つあります。

8月18日(金)〜20日(日)に銀座もとじさんでの帯を中心にした展示会です。

8月9日(水)〜15日(火)に大丸神戸店アートギャラリーにて、アート系作品を中心とした展示会

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 「仁平幸春展」
 8月18日(金)〜20日(日) 銀座もとじにて




(画像クリックで拡大します)

*銀座もとじさんでの個展は終了いたしました。ありがとうございました!*

四年ぶりの銀座もとじさんでの個展です。

今回は、帯がメインです。
いろいろな作風の帯を制作いたしました。

新しい染帯の意味とは何か?という問いに対する答えとして、そのような構成にしました。

例えば、買ってはみたけども、どうも合う帯が無い。気に入って買った着物なのに、あまり着ないな。。そんなお手持ちの着物に良い出会いの染帯があれば、その着物は何倍にも生きることになります。

「私の新作の作品を買っていただく」ということを超えて「既に存在する着物に生命を与える新しい染帯」ということを目指した姿勢です。

8月18日(金)〜20日(日)11:00〜19:00まで、全日、仁平は在店しております。

また、19日(土)にはトークショーも開催されます(リンク先に詳細があります)
お気軽にお申込み下さい。(^_^)

皆さまのご来店をお待ちしております。


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「仁平幸春展」

2017年8月18日(金)〜20日(日)
11:00〜19:00

銀座もとじ 和染・男のきもの
104-0061
東京都中央区銀座4-8-12
03-3535-3888(和染)

http://www.motoji.co.jp

「素材を吟味して、想い描いたことをかたちにしていくこと」
仁平幸春氏の深くて明快な思考は確かな手技がありはじめて作
品となります。

一本の線へのこだわりは細部にわたる緊張感となり、想像力溢れる
大人の装いを満足させてくれます。

糸目友禅と蝋纈染の表現技法が冴えわたる繊細なものから大胆な
染め分けまで、九寸名古屋帯や角帯にほどこされた幅広い作風を
余すところなくご紹介します。


■作家在廊 18日(金)、19日(土)、20日(日)
各日 11:00〜19:00


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「生命のざわめき 仁平幸春 作品展」
 8月9日(水)〜15日(火) 神戸大丸店にて



(紙額「発生」ネパール紙に墨、ロウ、植物染料)

*大丸神戸店での展示会は終了いたしました。ありがとうございました!*

今回の展示会では「生命のざわめき」というテーマで制作したものを油彩、紙への仕事、布額、タペストリー、名古屋帯といろいろなアイテムで表現したものをご覧いただきます。

リンク先の紹介画像では名古屋帯の画像が出ていますが、今回は和装以外の作品が多いです。

仁平幸春の創作活動の全般をご覧いただける展示会です。

和装系以外の作品はなかなかまとめてご覧いただける機会がありませんので、是非ご覧下さい!

初日の8月9日(水)は終日、仁平が在廊いたします。また、初日の8月9日(水)17時〜19時30分にはオープニングレセプション開催です。予約などございませんので、お気軽にご参加下さい。


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「生命のざわめき 仁平幸春 作品展」

2017年8月9日(水)〜15日(火)
10:00〜20:00(最終日は17:00まで)

大丸 神戸店 7階アートギャラリー
650-0037
兵庫県神戸市中央区明石町40
078-331-8121
最寄駅:JRまたは阪神 元町駅より南へ徒歩3分




生命のざわめき

命あるものには、ざわめきがあります。

心臓の鼓動、呼吸の音。。。

命がなくても、運動しているものには、
ざわめきがあります。

風が吹く湖面のさざ波や砂丘の文様、
森の木々のざわめき。。。

固有の魅力を持つ、いろいろな素材にも、
ざわめきがあります。

糸の特性の良く出た布、魅力的な繊維を
漉いた紙。。。

私は、素材の「ざわめき」を増幅して
形にします。

糸や繊維の固有の魅力によるざわめき、
それを布や紙にした時に表出する
美しく精密なざわめきと、私自身の生命の
ざわめき。

その素材と私の密接な関係の間に産まれるのが、
私の作品です。

「生命のざわめき」がご覧になる方々に美しく
届くことを祈っております。


2017年7月15・16日に新潟市の胡蝶さんで展示会です

2017年7月10日



*終了いたしました。ありがとうございました!*

2017年7月15日(土)・16日(日)の二日間、新潟市の上古町の「きもの胡蝶」さんにて、展示会を開いていただきます!

今回は、今年4月に工房内独立をしました 甲斐凡子 の作品も出品されます。

帯を中心に着物、タペストリーなどを出品いたします。

前回同様、仁平と甲斐も両日来場しておりますので、和装品、絵画の別注などお気軽にご相談下さい。

ご来訪は、あらかじめ「きもの胡蝶」さんへご一報下さい。


皆さまのご来場をお待ちしております。


フォリア 仁平幸春 構成員一同


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フォリア作品展

2017年7月15日(土)・16日(日)の両日
11:00~18:00

951-8063
新潟市中央区古町通四番町643番地 古町ツインタワー1F
025-201-7668
きもの胡蝶

http://www.k-kocho.com


伝統だから学べという態度ではダメですよね

2017年6月28日



日本の伝統系文化は、最早日本人の、とか日本人ならではの、という切り口で紹介してもダメだと個人的には思っています。

現実的に、現代日本人はいわゆる伝統的な和服、日本食、日本建築。。。衣食住を純日本風では生活していません。それも長いこと、そうなんです。もう三世代ぐらい、そういう生活では無いんですよね。名残りがある程度でしょう。そういう現実を認めましょう。と思うわけです。

だから、現代日本人にとって、伝統的日本文化は、新しく出会うものであり、新しい魅力的な文化で、そういう広く深い文化を楽しく探求しようぜ!という感じのものが良いと思うのです。

私は日本の伝統なんてもう終わったもの、もういらないもの、という風には全く思っておりません。魅力的なものとして「再発見する」ということですね。それだけの「魔力」があるのが伝統文化です。

が、問題は、そういう切り口用の商品が無い。なんだかんだ、伝統だから云々、これはこういう技術が云々を取ってしまったら魅力がないものが殆どではないでしょうか。

日本の伝統文化を現代につなげるためには「〇〇だからスゴイ」「△△だから貴重」などというユーザの感覚的な刺激とは関係ない「伝統だからスゴイんだぞ、オマエら学べ」的なものに頼らない「その製品そのものが魅力を持っているもの」「その製品を使うと現代生活がより楽しく美しくなるもの」をつくらなければなりません。

現代和装における、新作の染帯の意味について

2017年6月15日



私のような友禅系文様染めをやっていると、着物が主であって染め帯はその下ランク、みたいな感じに思われ勝ちです。

特に、昭和的価値観の人たちや、団体展の正会員でないと作家じゃないみたいな人たちはそういう傾向があります。

が、実際には着物も帯も、どちらも布を染めるということでは同じで「良いもの」にするのはどちらもむづかしいのです。当たり前の話ですね。

友禅のキモノで団体展に良く出品されているような総柄のものや風景画のようなものは、手間はかかりますが、実は構成はそれほどむづかしくないのです。

むしろ、少ない文様で、本仕立てをした時に仕立て屋さんをうならせるような「ここぞ!」というところに文様が入っているようなキモノをつくる方が「キモノという衣類をつくることに関しては」むづかしいのです。

何にしても、過不足ない文様の分量と配置だと、着る人も帯も生きますし価格も抑えられますしね。

で、私は過去を振り返って観ると、キモノよりも帯の制作が多いですが、それは理由がありまして、独立した20年以上前に、こう考えたわけです。

「現代、染帯はとても重要な要素になる。なぜなら、着物が売れない昨今、染・織問わず、死蔵された着物を蘇らせ、マンネリ化した着回しから脱却して昔のキモノに新しい魅力を与えるのは、新しい価値観で作られた染帯だからだ」

そう考えたんですね。

既に、ご家庭のタンスにあるキモノのことを考えたわけです。

そういうわけで、ウチは染め帯の制作が多いんですね。そういう意味において、ウチに帯の需要があるわけです。

私は「今まで着ていたキモノがこんな風になるのか!」とか「今までどの帯も合わなかったキモノがフォリアの帯で着られるようになった!」ということを起したいわけです。

私は「染色作家」として着物で自分を表現したいとか(本仕立をして着る方がいてこそのキモノの表現ですから、私にはそういう考えはないです)団体展に入選して正会員になりたいなんて考えて「着物の形をした絵みたいな染め物」をつくる気なんてサラサラなかったわけで「現代の和装全体を考えたら染帯は重要なアイテム」として斬新な染め帯を多く発表していたわけなのです。

流石に最近は言われませんが、独立してしばらくは「本当はキモノを作りたいんでしょ?売れないから帯を染めて糊口をしのいでいるんでしょ?」みたいなことを私に言う人が良くいました。

「こちとら、そんな小せ〜了見でこんな食えない仕事を生業にしてねーぞ!」と思っていた、そんなことをフト思い出して、改めてこちらの意図を書いてみた次第であります。笑

私が和装でやりたいのは、和装全体の底からの掘り起こしと伝統の再確認・再認識。それは現代の創作と直結しているのです。そうでなければ伝統とつながれません。

どこかの団体の審査員に褒められるとか、和装で自己表現をしたいとかそういう小さいことではないのです。

私がやりたいのは、特定の固定化した価値観が伝統と思っている方々に褒めていただくことではなく、日本の伝統と現代の文化の活性化なのです。


不忍池の蓮に雨

2017年6月9日



iPhone7+のカメラはやっぱり使えますねー。
広角だけでなく、標準レンズぐらいのものがついているのがいいです。

上野不忍池を歩いている時に雨が降って来て、蓮の葉に溜まる雨が美しく。。。

思わず撮影。